ぜひ読んでほしい「マナーや友達を大切にする心を育む」絵本5冊

島津優理子

子供

ぜひ読んでほしい「マナーや友達を大切にする心を育む」絵本5冊

みなさん、挨拶できない若者が問題になったり周囲の反感を買ったりするのは、日本だけだと思っていませんか?

実は海外でも、挨拶できない日本人はNG。まず、挨拶なくして現地の人と仲良くなることはできませんし、挨拶を忘れただけでも「偉そうな態度の日本人」と嫌われてしまう可能性も高いです。

将来子どもをそんな恥ずかしい大人にしないために、英語絵本でしっかりマナーを伝えてみませんか?

日本語だと言いにくいことも英語だと意外とスラスラ言えるようになるものなので、小さい子どものマナー習得には英語絵本がピッタリ!

そこで今回は、子ども英語教室の英語教師・田中史さんから、マナーや友達とシェアすることの大切さを学べるような絵本を教えていただきました。

 

■マナーを大切にする心が育つような絵本2冊

(1)『Excuse Me!』

これは、生活の中で何度も使うフレーズが学べる”しかけ絵本”です。かわいらしい絵で子どもの表情が描かれていて、それを見るだけでどんな心境かわかるようになっています。

例えば、”げっぷしたとき”や”友達のおもちゃを壊しちゃったとき”などシチュエーションが具体的で、補足の文章もとっても簡単。

また、「What Do You Say?(何て言うの?)」と大きな文字で書かれたフリップをめくると、答えが出てくるようになっています。

楽しくマナーを学ぶことができるので、「何で?」と思う前の年頃の子どもがすんなり受け入れられる絵本です。

ちなみに筆者も、この絵本を持っています! 3歳の娘は、クイズ形式になっているところが面白いようです。フリップをめくる前に大声で答えを言っています。

(2)『Manners Time』

この絵本は、読むことで礼儀の大切さがわかるようになります。

幼稚園から小学校低学年向け。文章が少し長めで、「Hello」「Good bye」「Good job」「You’re welcome」なども出てきますが、大人でも知らない英単語も少しあります。

しかし、日常でよく使うので、子育てに英語を入れていきたいママは覚えておいた方がいい英単語。そのため、「こういう英単語があるんだ」と思って読むと、発見を楽しめますよ。

子どもには、”cough”のときは咳を出し、”bump into~”では、『獣電戦隊キョウリュウジャー』人形などを怪獣に乗せて見せると、英語で理解することができます。

 

■友達を大切にする心が育つような絵本3冊

(3)『I Can Share』

これは、何でも「いやだいやだ」と言ってしまう時期の子どもにぜひ読んでほしい絵本です。例えば、砂場遊びで、シャベルが欲しかったり、友達が乗っている自転車に乗りたかったりしますよね。

でも、「貸して~」とまだ言えなくて友達が遊んでいるものを取ってしまったり、言えても友達に断られたりするときもあるはず!

そんなときのために、「一緒に砂遊びをしたり一緒に自転車乗ったりすると楽しいよ~」と伝えているこの絵本を読んでおくといいのです。

絵を見ているだけでも、「一人占めせず、一緒に遊んだほうが楽しいんだな」ということが伝わってきますよ。

NHK教育のテレビ番組『いないいないばあっ!』でも近いことを伝えているので、子どもが教育番組に興味があればこの絵本も気に入ってくれるはず!

田中さんも、お子さんが2歳すぎた頃からよく読んでいたそうです。ちなみに筆者の娘もとても大好きで、よく読んでいます。

(4)『It’s my turn!』

ぜひ読んでほしい「マナーや友達を大切にする心を育む」絵本5冊

この絵本は、「いいよ」と譲ることをまだしない年齢、または譲り合いをしだした子どもに読んであげたい一冊です。

内容を簡単に説明すると、主人公は犬のオスカーと猫のティリー。二匹が公園で遊んでいて、オスカーが「次は僕の番~」と言ってもティリーは「まだ私の番よ」と譲りません。

しかしティリーが途中で具合が悪くなり、一気に形勢逆転。オスカーが「自分の番だ~!」と遊び出し、回復したティリーが「私の番は?」と聞きますが、ティリーは「まだ」とゆずりません。

けれども、シーソーは一匹では遊べないです。二匹だと、一緒に遊べてとても楽しい、というお話。人の気持ちを考えることができる内容なのもいいのですが、二匹の表情もかわいくてたまらないですよ。

(5)『No Biting!』

これは、感情が爆発して何か物にあたりそうなとき、(例えば、噛み付いたり、蹴ったりなど)「どうすればいい?」と、子どもたちの身近にある遊びへと、つなげてくれる絵本です。

「だめよ!」ではなく、「叩きたいときは、友達やママじゃなくてドラムを叩こう!」という内容になっています。日本語でもそうですが、ついつい「だめ」と否定してしまうことってありませんか?

ただ、「だめ」と言うのではなく、「こうしたほうがいいよ、楽しいよ」と言うことを提案してあげることが、言語問わずとても大切。それが、読むことで学べる素敵な絵本です。

 

以上、マナーやシェアを学ぶことができる英語絵本でした。あなたはどの絵本に、「読んでみたい!」と興味を持ちましたか?

子どもがこれから先もずっと日本にいるとは限りませんし、海外旅行で子どもも英語が必要になることもありえます。そのため、これらの絵本に出てくるような簡単なマナーやシェアの英語は、覚えておいても損はありませんよ!

 

【取材協力】

※ 田中史・・・中学校で英語を教えていた、元中学校英語教師。中学校のほか、英会話スクール、個別指導塾と約5年間、中学生は約220名、小学生は約15名、未就園児は約60名に英語指導。

英語絵本をとりいれた育児をし、現在、埼玉県熊谷市の保育園子育て支援センターで、英語活動をしている。自身の英会話教室では、絵本読み聞かせや、親子で楽しめる英語料理教室もある。

最新情報は、ブログ『深谷市の子供英語教室 英語歌・絵本で伸びる♪子供の英語・英会話力!』『熊谷市籠原駅車で10分、子ども英語教室』で配信中!

 

【参考】

Karen Katz(2002)『Excuse Me!』 Grosset &Dunlap

Elizabeth Verdick(2009)『Manners Time』 Free Spirit Pub

Karen Katz(2004)『I Can Share』 Grosset&Dunlap

David Bedford(2006)『It’s my turn!』 Little Tiger Press

※ Karen Katz(2002)『No Biting!』 Grosset&Dunlap

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