日本人女性がなかなか「不幸」から抜け出すことができない理由

It Mama編集部

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日本人女性がなかなか「不幸」から抜け出すことができない理由

何か忌まわしいことがあったとき、多かれ少なかれ「私はなんて不幸なんだろう」と落ち込んでしまいますよね。中には、「私は世界で一番不幸」などと思い込み、自分を”悲劇のヒロイン”に仕立てる女性もいませんか?

こうなってしまうと、非常に危険です! 「恋人・夫婦仲相談所」所長の二松まゆみさんは著書『モンスターワイフ』で、「悲劇のヒロインである限り、妻は不幸から抜け出すことはできない」と断言しています。

問題が起きたときは、どうやったらそれを解決できるのかを考えないと、何も変わりません。にもかかわらず、このような日本人女性が多いのは一体なぜなのでしょうか?

今回は、不幸から抜け出せない”悲劇のヒロインになってしまう意外な理由”について、二松さんの著書からご紹介したいと思います。

 

■日本人女性は”耐えることは美徳”とインプットされている!

まず、日本人女性は、”忍耐力”と”妄想好き”なのだそうです。この二つが合わさるせいで悲劇のヒロインになりやすい、とのこと。

「諸外国の女性に比べて、日本女性は”忍耐力”に優れています。

不幸な境遇に置かれた女性の”耐え忍ぶ”姿は、これまで数えきれないほどの、名作映画や名文学を生んできましたが、そうした文化的土壌からも、耐えることは、少なからず美徳として、私たち日本女性のDNAにインプットされています。

そして、日本人女性は”妄想好き”です。いくつになっても夢見る少女の心を忘れません。いつか白馬の王子様が現れて、私をさらって行ってくれると、半分冗談で半分本気で思っていたりします。

日本人妻たちは、不幸と直面したとき、”忍耐力”と”妄想好き”の二つの特色が絶妙に配合されて、自分を”悲劇のヒロイン”に見立てます。まるで韓流ドラマの中に出てきそうな、美しくも悲しい、悲劇のヒロイン像をつくり上げるのです」

確かに、言われてみればそうですよね。日本の映画やドラマ全部ではありませんが、不幸に耐える女性はよく出てきます。

最も代表的なのは『おしん』でしょうか。他には、『嫌われ松子の一生』『主に泣いてます』などもそうですよね。主人公の女性がとにかく不幸で、それに耐える様子が涙を誘うような物語でした。

さらに、母親が娘にこういったことを美徳だと吹き込む場合もありますよね。

例えば、「結婚したら少々のことは我慢しなさいよ。お母さんだって今まで、耐えてきたんだから」などと言ったり、態度に出したりする。それで、どんどん娘に受け継がれていってしまう……。

まさに、すり込みです。恐ろしいですよね。

しかし、納得の理由だと思いませんか? 自分の中にあるものなので、影響を受けていることに意外と気付かないんですよね。

 

■悲劇のヒロインを卒業するために今すぐ”待つ”のはやめて!

ここまでで、悲劇のヒロインをぶってしまうのは、映画やドラマなどの影響で「それが女性として美しいこと」と何となく思ってしまっているから、ということがわかりましたね。

それでは、一体どうしたら卒業できるのでしょうか?

二松さんは、気持ちが”待ち”の状態になって、ただ耐え、ただ忍び、ただ呪うだけで、何もアクションをしないことがNGだと伝えています。そのため、「いつか魔法使いが現れるかも」なんて甘いことを考えて、ただ待つのはやめる。

夫婦問題に悩んでいる場合は、まず幸せを感じられない責任を夫一人に押しつけるのをやめる。そして、今までの妻としての自分&女としての自分を、総点検してみる。

本当に当たり前のことですが、このような”幸せになるためのアクション”を起こしてみてください。すると、自分が何をすべきか見えてきますよ!

 

いかがでしたか? 悲劇のヒロインになりやすいのは”文化的土壌が原因”だったなんて、何だかちょっと、考えさせられてしまいませんか?

原因が分かったので、これからは映画やドラマに流されないで、ただ”待つ”だけにならないようにしていきたいですよね。

二松さんの著書『モンスターワイフ』には、自分を変えるヒントがいっぱいつまっています。悲劇のヒロインを卒業するために一度、読んでみませんか? 読めば読むほど「ハッ」としてしまうはずですよ!

 

【参考】

※ 二松まゆみさん(2008)『モンスターワイフ』 講談社

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