自宅でOK!超簡単で安上がりな「バイリンガル育児」の始め方

島津優理子

子供

自宅でOK!超簡単で安上がりな「バイリンガル育児」の始め方

現在、経済のグローバル化が進んでいる影響で、小さいうちからバイリンガル育児を行う家庭が急増しています。それで、「我が家も始めたい!」と思っているママは多いのでは?

しかし、英語教育を受けられるプリスクールやインターナショナルスクールは、日本の幼稚園の平均的な学費と比べるととても高いです。「じゃあ、英語教材だけでも……」と思っても、高いものが多くてどれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

できれば、自宅で簡単に、そしてお金をかけずにやっていきたい……。今回、そんな悩みに答えるべく、国産バイリンガルの育て方講師である加藤由希子さんに取材して色々と聞いてみました!

以下から、加藤さんに聞いた”自宅で簡単にできてあまりお金もかからないバイリンガル育児”の始め方をご紹介していきます。

 

■小さい子どもには英語絵本の読み聞かせがベスト!

自宅でできることはまず、英語絵本ですよね。でも、英語絵本の数も膨大。どれを選べばいいのか迷ってしまいませんか? この点について加藤さんは、絵本ならCTPとORTを選ぶことを勧めています。

(1)Creative Teaching Press社の英語絵本

最初のCTPは、Creative Teaching Press社という意味です。これのLearn to Readシリーズは、アメリカの園児から小学生向けの国語教材です。

内容がとても充実していて、良質でナチュラルな英語が使われています。インターナショナルスクールや英語教室などでもよく使われているそうです。1冊の内容が長すぎず、読みやすくなっています。

昔話などの絵本は、子どもが読むには長かったり、難しかったりするので、嬉しいですよね。

さらに、子どもたちが覚えるべき単語や文章が取り入れられています。しかもレベル設定があり、少しずつレベルアップしていくシステムになっているので、新しいレベルにいく楽しみもありますよ。

気になる値段は、どのレベルを何冊買うかによって違うのですが、レベル1-1の24冊は6,000円で購入できます。

(2)Oxford Reading Treeの英語絵本

次のORTは、Oxford Reading Treeの略です。イギリスの小学校で国語の教科書副教材として使用されている英語絵本です。

この絵本で使われているのは、”イギリス英語”です。そのため、イギリスの子どもたちが実際に使っている表現を学ぶことができます。

こちらはCTPと違い、登場人物がずっと同じなので、物語としても楽しめます。単純な文章とストーリーですので、幼児から中学生前まで、幅広く使うことができます。

また、大阪市の公立小学校19校の授業内で使用されることになったそうです! 対象は、全3~6年生。

小学校でも選ばれる英語絵本なら、安心して選べますよね。ちなみにスターター・パックは3,890円。安心の値段ですね。

そして「どっちの絵本も持っている!」という方のために、他の英語絵本も2冊お聞きしました。

他には、エリック・カールやドクター・スースの絵本もオススメだそうです。エリックは、『はらぺこあおむし』が有名ですよね。スースは、『おひとよしのオオシカ』の人気が高いです。

 

■アメリカ&イギリス製の絵本を選んだ方がいい理由

上記の絵本、アメリカ製のものとイギリス製のものでしたね。

この点について、加藤さんは「基本的には、日本人が作った英語絵本ではなく、アメリカやイギリスで製作されたものや、ネイティブの監修が入っているものがオススメ」と言います。

それは、日本人が作った絵本だと「文法的には間違っていなくても、そんな言い回しはネイティブではしないかな」というものもあるからだそうです。よって、「それよりも、海外の文化を学ぶという意味でも現地のものがいい」とのこと。

選ぶときは気を付けたいですね!

 

■日本の小学校でも英語力をキープする簡単な方法

安価で手軽に始められるバイリンガル育児のひとつとして、CTP、ORT、エリック・カール、ドクター・スースの英語絵本をご紹介しました。これで、子どもを日本の保育園や幼稚園に通わせているママも、少し安心できたのではないでしょうか。

それでは逆に、「今は英語保育をするプリスクールに通わせているけど、その後は日本の幼稚園や小学校に通わせようと思っている」というママはどうすればいいでしょうか?

せっかく学んだ英語力を維持していくこと、これもバイリンガル育児のひとつの課題と言えますよね。加藤さんのお子さんも今は日本の小学校に通っているとのことで、”家庭でできる英語力のキープ”についても質問してみました。

この点については、なんと特別なことをしているわけではなく、CTPやORTなどの良質な英語絵本とCDを使って、英語力をキープできるよう努めているそうです。

また、加藤さんは「これらを上手に組み合わせて働きかけをしていくことで、家庭でも十分な効果が得られる」と言います。しかも、赤ちゃんの頃からできる働きかけ。あなたも取り入れてみませんか?

最後に、「プリスクールなどの環境と比べると若干英語力は落ちてしまうかもしれませんが、小さいうちの種まきを続けていけば、必ず成果は出る」とアドバイスいただきました。小学校以降は、読み書きに上手に移行していくことも大切だそうです。

これも、楽しんで働きかけしていけるといいですね!

 

自宅でできるバイリンガル育児の始め方、いかがでしたか? 絵本やCDはどれでもいいわけではなく、アメリカやイギリスで製作されたものがいい、というところがたいへん参考になりましたね。

やはり、高価な教材を買っても、使わなければ意味がないです。今は、良質で安価な音源や英語教材が豊富ですし、Amazonや楽天など、インターネットで簡単に購入することもできます。自分と子どもに合った教材を見つけていけるといいですよね。

そして、どんなことも同じですが、毎日コツコツと続けることがとても大切。楽しみながら習慣にしていきましょう!

 

【取材協力】

※ 加藤由希子・・・国産バイリンガルの育て方講師。英文科を卒業しても使える英語が身につかなかった自身の経験から、独自に息子に英語を教える。息子は2歳から英語を話し始め、幼稚園ではバイリンガルに。今はママさんたちにその方法を伝えるセミナーなどを開催している。

ブログ『国産バイリンガルの育て方:親の英語力は問題ではありません』からも”バイリンガル育児”の情報を配信中!

 

【参考】

※ Oxford University Press

※ Creative Teaching Press

※ The Official Eric Carle Web Site

※ Dr. Seuss - Seussville.com

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