赤ちゃんのために掃除は「ナチュラルクリーニング」がいい理由

島津優理子

子供

赤ちゃんのために掃除は「ナチュラルクリーニング」がいい理由

みなさん、“ナチュラルクリーニング”って聞いたことありますか?

これは、とってもエコな掃除術のこと。詳しくは下で説明していきますが、このナチュラルクリーニング、実は赤ちゃんがいる家庭に非常にオススメなのです。そのため、大勢のママにナチュラルクリーニングの魅力を知ってほしいと思っています。

そこで、元保育士で現在はナチュラルクリーニングの講座を開かれている飯田恵さんにオススメな理由についてたっぷり教えていただきました。とくに、赤ちゃんができて節約を意識し始めたママは必見の内容ですよ!

 

■ナチュラルクリーニングは自然の力でキレイにする掃除術!

まず、ナチュラルクリーニングとは、その名の通りナチュラルな素材を利用するクリーニング法です。石けん・重曹・セスキ炭酸ソーダ・クエン酸・お酢などを使います。

食べこぼし・手垢・油脂汚れなどの酸性の汚れは、重曹やセスキなどアルカリ性の材料。水垢・トイレのアンモニア臭などのアルカリ性の汚れは、クエン酸やお酢などの酸性の材料を使います。

汚れを中和させて落とすことができるそうです!

 

■ナチュラルクリーニングをママにオススメしたい理由4つ

次に、“なぜナチュラルクリーニングがいいのか”について、詳しく説明していきます。

(1)赤ちゃんを危険から守れる!

赤ちゃんって、すぐに色々なところを舐めてしまうので、化学薬品を使ったものが口に入ると心配ですよね。しかし、重曹やクエン酸、お酢などは、調味料として料理でも使われているもの。

口にしても安全な材料で掃除をするので、赤ちゃんがいる家庭でも安心して使えるのです。

(2)地球にやさしい!

冒頭でも触れたとおり、ナチュラルクリーニングは非常にエコ。

それは、セスキ炭酸ソーダなどのアルカリ剤は自然界にそのままの形で存在できる”無機物”で、合成洗剤などの”有機物”と違って”生分解”の必要がないから。つまり、生き物や自然に負担をかけにくいので、地球にもやさしいのです。

ちなみに生分解とは、川の中などで流れ込んできた有機物を微生物が分解すること。微生物が有機物を分解するためには、それに見合った酸素の量が必要なのですが、有機物の量が多すぎると水中の酸素が足りなくなってしまうことがあります。

そうなると、その水域の生物は窒息死してしまうのです。

(3)お財布にもやさしい!

主婦にとって一番嬉しいのは、やっぱりエコより節約ですよね! そもそもキッチンやお風呂、トイレなどそれぞれの場所に合わせた洗剤を購入すると、費用が嵩みますよね。

しかし、ナチュラルクリーニングで必要なものを揃えておくと、それだけで家中の掃除ができちゃうんです。また、掃除だけでなく、洗濯にも使えるのでより経済的ですよ。

飯田さんが普通の洗剤で洗濯をしていたときは、洗剤+殺菌用漂白剤+柔軟剤を2本ずつ、月に2,000円くらいかかっていたそうです。

けれども、これらをナチュラルクリーニング(粉せっけん&セスキ炭酸ソーダ)に切り替えたところ、約3分の1の値段で洗濯できるようになったそうです。

毎回出る洗剤のボトルや詰め替えパックのゴミがなくなったことで、ゴミ袋の消費も減ったのだとか。こんなに節約できるなんて、ありがたいですよね!

(4)容器をかわいくできる!

合成洗剤やトイレ用、お風呂用洗剤ってパッケージがださくて、オシャレなインテリアとは合わないですよね。けれども、ナチュラルクリーニングは、自分好みの容器に入れてかわいく収納することができるのです!

ここも主婦に嬉しいポイントですよね。容器は100円ショップでも購入できますし、オシャレな雑貨屋さんでお気に入りのデザインのものを購入するのもひとつの方法。掃除道具がかわいいと、家事のやる気も数倍アップしますよね!

 

■超簡単!今すぐできる便利なナチュラルクリーニング4つ

ナチュラルクリーニングの魅力を知ると、実際に試してみたくなりますよね。というわけで、飯田さんから簡単にできるお掃除方法も教えていただきました!

合成洗剤では混ぜ合わせると危険なことが多いですが、ナチュラルクリーニングでは逆に混ぜ合わせる方が効果的なものがあるのです。また、ナチュラルクリーニングで使用する重曹やクエン酸は、食用グレードのものにしましょう。

(1)重曹&クエン酸水で排水溝の汚れピカピカ!

汚れがたまりやすい排水溝には、重曹を振りかけて、温めたクエン酸水(お湯1カップにクエン酸小さじ2を溶かしたもの)を流し入れると、発泡でぬめりを落とすことができます。

ただし、酸が金属についたままだと、管が傷むので、最後にお湯などで流しましょう。たったこれだけで、排水溝がピカピカになります。管の中まで掃除できるので、臭いともサヨナラできますよ!

(2)クエン酸スプレーで便器の汚れサッパリ!

トイレ掃除のとき、クエン酸スプレー(水500ccにクエン酸小さじ1を溶かしたもの)を吹き付けると、汚れがゆるんでキレイに落ちます。

クエン酸には、トイレのアンモニア臭などの悪臭を中和して解消してくれる効果があるのです。さらに、重曹を振りかけて磨くと、嫌な臭いもなくなりサッパリします。

(3)セスキスプレーで油汚れスッキリ!

油で汚れたキッチンやYシャツの汚れにセスキスプレー(水500ccにセスキ小さじ1を溶かしたもの)をかけると、汚れ落ちが良くなります。セスキ炭酸ソーダは、油汚れや皮脂汚れが得意なのです!

その他、リビングやお風呂、車の中、意外と汚れやすいチャイルドシートなどあらゆる場所でのお掃除に大活躍! ちなみに、このセスキ炭酸ソーダは、洗濯にも使えます。

(4)重曹水で哺乳瓶の汚れキラキラ!

重曹は、赤ちゃんが口にする哺乳瓶にもいいです。やり方は非常に簡単。重曹水(水1リットルに重曹大さじ4を溶かしたもの)を鍋で沸騰させ、耐熱ボウルなどに移します。

そこに哺乳瓶や乳首を浸水して、一晩置おき、水洗いしてから乾燥させます。一晩待てない場合は、重曹大さじ2と熱湯を哺乳瓶の口まで注ぎ、水が透明になるまでシェイク。そのまま、2時間以上おいてから、洗って乾燥させるという方法でもいいです。

ただしこのとき、ひとつだけ注意してほしいことがあります。最初に、哺乳瓶や乳首の耐熱温度を確認してください。そして、やけどに気をつけましょう!

 

■ナチュラルクリーニングは掃除以外にぬいぐるみの洗濯もOK

もちろん掃除以外でもナチュラルクリーニングできます。最後に、洗濯術も教えていただきました。重曹で、洗濯が面倒なぬいぐるみもキレイにできるのです!

(1)大きめのポリ袋にぬいぐるみを入れて、重曹をたっぷり振りかける

(2)口をしっかり縛ってから振って、重曹をぬいぐるみ全体にまぶす

(3)粉をなじませて15分ほどしてから、ぬいぐるみを出す

(4)最後に粉をはたき落とし、全体を掃除機で吸い取る

このナチュラルクリーニングは、重曹がぬいぐるみの汚れや臭い、ばい菌までスルッと取ってくれますよ。

 

ナチュラルクリーニングの魅力についてお伝えしましたが、いかがでしたか?

合成洗剤や塩素系漂白剤のような即効性はありませんが、優しくしっかり汚れを落としてくれます。赤ちゃんのためにも節約のためにも、少しずつナチュラルクリーニングを始めてみませんか?

 

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【取材協力】

飯田恵・・・子育て真っ最中のかぁちゃん。元・公立保育所の保育士(2003年4月から2013年3月まで)。

退職後、自宅にて『kids cafe maman(キッズカフェ ママン)』を始める。キッズカフェといっても飲食を提供するお店ではなく、カフェのような家で子連れでも参加できる講座を開いている。遠方の方に向けたSkype講座も実施中。

現在は、ナチュラルクリーニングの講座と、自然療法の講座(病気のときに薬以外で頼れるものについて)を開講している。お店のホームページブログ『☆ママの「気づき」が家族を幸せにする☆』から、今後やる講座の情報も配信中!

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