現役保育士に聞いた!トイレトレーニング「大成功の秘訣」8つ

島津優理子

子供, 悩み

現役保育士に聞いた!トイレトレーニング「大成功の秘訣」8つ

トイレトレーニング、うまくいっていますか? 頭を悩ませるようなことはありませんか?

オムツからトイレへ排泄場所が変わるということは、子どもにとってかなり大きな変化です。子どもが喜んでトイレに行く時期もあれば、突然行かなくなる時期もあります。そのため、トイレトレーニングは進んだり戻ったりを繰り返しやすいものです。

しかし、ここで元に戻ると、「今までちゃんとできていたじゃない!」と思ってしまいますよね……。何か、秘訣みたいなものはないのでしょうか。もしそんなものがあるなら、知っておきたいですよね。

そこで現役保育士の鈴木美香さんから、トイレトレーニング成功の秘訣を教えていただきました。保育のプロは、一体どんな隠し技があるのでしょうか。さっそく見ていきましょう!

 

■1:失敗したときに怒らない

一喜一憂しがちなトイレトレーニング。でも、失敗して怒ってしまうのは厳禁です。怒られることで、子どもはトイレが嫌いになってしまいます。

「出た」と子どもが言ったときは、つい「何で出る前に言わないの?」と言いたくなると思います。けれども、ママのイライラが子どものストレスになる可能性が……。「教えてくれてありがとう」と褒めてあげることが大切です。

 

■2:まわりと比べて焦らない

まわりでオムツが外れた子がいると、「なんでうちの子はできないんだろう」と思ってしまいがち。ですが、膀胱の発達には個人差があるので、何歳になったから取れるというものではありません。

そのため、焦ってしまうのはNGです。焦れば焦るほど、失敗したときにイライラして怒ることにつながります。また、「●●ちゃんはもうパンツなのに」なんていう言葉も言ってはいけません。

子どもは意外とそういうことをしっかり聞いているので、口にするとトイレが嫌いになってしまう可能性があります。成長を焦らずに見守ってあげることも大切です。

 

■3:ご褒美作戦をやりすぎない

トイレトレーニングの定番に、“トイレでできたらシールを貼る”というやり方がありますよね。これがやる気につながるのならいいのですが、ご褒美がないとトイレに行かなくなってしまう可能性も……。

よって“トイレでできたら物やおやつをあげる”などは、やりすぎないようにしてください。

 

■4:一生懸命になりすぎない

トイレトレーニングは、一生懸命になりすぎない方がいいです。失敗してしまったときに自分が辛くなってしまい、子どもも嫌になってしまいます。

「そのうちできるようになる」というくらいの気持ちでやってみてください。そんなにトイレのことを気にかけない方が、子どもから「出る!」と教えてくれやすいですよ。

 

■5:トイレに誘いすぎない

トイレに誘いすぎるのも避けた方が無難です。「トイレは誘われたらいくもの」と思ってしまう可能性があります。食事の前後や寝る前、起きてすぐ、あとは活動の切れ目などだけ誘うようにして、あまり無理に誘わないようにしましょう。

とくに、遊んでる途中に誘うと、「トイレは自分の遊びを邪魔するもの」と思ってトイレを嫌いになってしまいます。

 

■6:いつまでも便座に座らせておかない

せっかく便座に座らせたのに出なくて、“立たせた瞬間に出てしまう”こと、意外とありますよね。これが続いたり、何回かトイレで成功したりすると、「できるはず」と頑張ってしまうもの。

しかし、2分たっても出なければ、諦めましょう。おりたそうにしたら、すぐにおろしてあげましょう。嫌がるのに座らせていると、トイレに座ることが嫌になってしまいます。「無理強いはしない」と心がけてください。

 

■7:期待しすぎない

成功したときにたくさん褒めてあげることは、非常に大切! ですが、褒め方にも注意しましょう。

例えば、「今度はちゃんと教えてくれるよね?」「●●ちゃん(君)ならできるはず!」という言葉は、過度のプレッシャーを与えてしまいます。できれば、ほどほどに使うようにしてください。

 

■8:子どものやる気を大事にする

「オムツとバイバイしたい」という子どもの気持ちも、大切にしてください。鈴木さんは「本人のやる気が出てから、いいスピードで取れた子がたくさんいる」と言います。やる気を大事にすると、イライラせずに進められますよ!

 

いかがでしたか? 子どもの成長は、成功と失敗の繰り返し。“昨日はできたけど今日はできない”なんてことも多いですよね。しかし子どもも、大人の世界のルールに合わせられるよう、一生懸命頑張ってくれています。

あとで振り返ってみれば、「短かった」ときっと思えるはず! 子どもはママの笑顔が大好きです。焦らず、怒らず、笑顔でトイレトレーニングを進めていきましょう!

 

【取材協力】

※ 鈴木美香・・・初等教育科の短大を卒業後、幼稚園で年少クラスを2年、年長クラスを1年勤める。退職し、保育士資格を取得後、保育園に勤め、現在6年目。2歳児、1歳児担任を経て、現在は一時保育担当。

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