ショック!悪意ないのに300万もの賠償金を支払うケースがある!?

島津優理子

ニュース, 子供

ショック!悪意ないのに300万もの賠償金を支払うケースがある!?

最近、アイスクリーム用冷凍庫に入った学生が損害賠償を請求されて話題になりましたよね。こういった悪ふざけの場合、お店や学校側の被害は大きいです。よって、請求も自然な流れといえます。

しかしこの損害賠償、実は他人事ではありません。悲しいことに、悪気がなくても請求される場合があるのです! みなさん、ご存知でしたか? そのため、子どもが成長しても、油断は禁物!

そこで今回は、ファイナンシャルプランナーの大倉修治さんに、小さい子どもの損害賠償請求について教えていただきました。小さい子どものいるママ、必見ですよ!

 

■損害賠償を請求されるのはこんなとき!

“損害賠償”って言葉はかなり強いので、見るだけでちょっとビックリしてしまいますよね。「本当にそんなこと、一般的にあるの?」と思ってしまいませんか?

けれども、参考例を見れば「これならわかる……」と納得できるはず! 大倉さんは、以下のようなケースだと「悪気がなくても請求される可能性がある」と言います。

(1)公園で遊んでいるとき、木の枝やおもちゃのバッドで友達に怪我をさせてしまった

(2)自宅のトイレを詰まらせてしまい、階下の住宅を水浸し(汚水)にしてしまった

(3)子どもを自転車に乗せて買い物に行くとき、信号待ちをしていた高級車の横をすり抜けようとしてバランスを崩し、キズをつけてしまった

(4)飲食店でコップに入った水をこぼしてしまい、隣の席の人のノートパソコンを水没させ、壊してしまった

(5)子どもと飼い犬が散歩中、歩行者に噛みついて怪我をさせてしまった

どれも、気を付けていても、子どもならうっかりやってしまいそうなトラブルですよね。

 

■なんと300万円も請求される場合がある!

あなたは今、上記の参考例を見ても「大したことないじゃない」などと思っていませんか? 甘く見るのはたいへん危険です! もしこういうことが起こってしまった場合、いくら請求されるかご存知ですか?

まずは(1)のような、友達に怪我をさせてしまった場合。

これは、実際どの程度の怪我をしたのかによるそうですが、「悪質でなければ慰謝料を請求されることは少ないです。例えされても、それほど高額にはならないと思います」と大倉さんは言います。

次は(2)のような、階下を水浸しにしてしまった場合。

これは、何にどの程度の損害が出たかにもよりますが、2~300万円ぐらいかかることもあるそうです。一見なさそうですが、意外とある様子。実際、大倉さん自身も、被害者になってしまった経験があるとのこと。

300万円となると、なかなか簡単には払えないですよね。ここまでの金額になると、「すぐに用意できない……」と不安になってしまいませんか?

 

■個人賠償責任保険に入っておけば大丈夫!

そんなときのために、“個人賠償責任保険”に入っておくといいそうです。これは単体で加入するものではなく、火災保険や傷害保険の特約として付帯するのが一般的になっています。

よって、あなたが今加入されている保険には個人賠償責任保険の特約がしっかり入っているかどうか、一度チェックしてみてくださいね。また、この個人賠償責任保険には、“示談交渉サービス”がついているものがあります。

自動車保険には示談交渉サービスがついています。これをイメージしてみてください。

このサービスがついていないと、金額交渉や示談書の取り交わしなどを自分で行わなくなるのだとか。示談書といわれても、文字だけではどんなものかよくわかりませんよね。そのため、素人には書類を整えることすら、難しいです。

値段は変わらないので、ぜひ今から加入するか見直しするなら示談交渉サービス付きの保険にしましょう。損害賠償の請求など、お金のトラブルはプロにお願いするのが一番です!

 

いかがでしたか?

子どもがどんどん成長していく姿は、見ていて嬉しいものです。しかし、成長すればそれだけ、できることもどんどん増えていきます。その分、トラブルを起こす幅も広がるのです。万が一のときに備えて、今一度、保険の内容をチェックしてみましょう!

 

【取材協力】

大倉修治・・・立教大学卒業後、大手住宅メーカー、住宅・マンションディベロッパー、外資系生命保険会社を経て現職。現在、独立系ファイナンシャルプランナーとして個人および法人に対するコンサルティング業務や各種セミナーの講師、経済誌・マネー誌などへの寄稿などを行っている。

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