口にすればするほど女性の不安を減らせる「魔法の言葉」5つ

It Mama編集部

家族, 悩み

口にすればするほど女性の不安を減らせる「魔法の言葉」5つ

産後うつは、なかなか自分では気付きにくいもの。また、例え自覚があっても、不安を誰にも言えずそのままにしてしまいがち。そのため、できるだけ事前に防ごうとすることが大事です。

心理カウンセラーの田中勝悟さんは、「毎日パパが以下のような言葉をかけてあげるだけで、ママの不安を解消できます。これは、産後うつの予防にもなります」と言います。それでは、どんな言葉をかけると、ママの産後うつを防ぎやすいのでしょうか?

以下に5つご紹介するので、出産前からぜひ「不安にならないように、こんな言葉をかけてほしいの」とパパにお願いしておきましょう!

 

■1:「今日、何かしてほしいことはある?」

産後うつは、自分の気持ちを素直に言えない人がなりやすい傾向があります。これは、ママ以外がかかる“うつ”と同じ傾向です。そのため、知らず知らずのうちに、ストレスを貯め込んでしまうことも少なくありません。

そんなママには、リクエストを聞いてもらうことが有効です。

小まめに聞いてあげると、ママは少し気持ちがホッとします。また、妊娠中は食べ物の好き嫌いや体調など、体も心も急激に変化していく時期。ママ自身も自分の変化についていきにくいときもあります。

そのため、“ママ自身の変化を整理することにもつながる”といった点でも、「何かしてほしいことはある?」と聞くことは非常にいいのです。

 

■2:「僕もしっかり子育ては協力するからね」

子育ては、夫婦が協力して行うものですよね。けれども産後うつは、自分1人で抱え込んでしまう人が多いです。

こういったタイプの人は、自分でも気づかないうちに「この子をしっかりと育てないと……」と抱え込みすぎてパニック気味になって、うつにつながることがあります。

そのため、「一緒に子育てしていこうね」といったメッセージを送ってもらうのもいいです。また、お腹を撫でてもらう、ママが読んだ子育て本を自分も読もうとする姿を見せてもらうことも大切です。

他には、どっちが何をするのか役割を分担したり、子どもをどんな風に育てたいか教育方針を話し合ったりしておくというのもいいです。これで、ママが「パパも楽しみにしているんだ」と思って不安を減らすことができます。

 

■3:「大丈夫だよ」

妊娠中のママは、とにかく不安です。自分の体も心も変わっていくので、「この先はどうなるの?」と思う人が多いのです。そのため、必要以上に人と触れ合おうとします。

よって、頭を撫でてもらう、背中をさすってもらう、ピタッとくっついてもらうなどのボディタッチがとても大切です。いつも以上に優しく労わってもらって、不安を少しでも和らげてください。

そして「大丈夫大丈夫」と声をかけてもらう。この一言があるだけでママは、気持ちがグッと楽になります。

 

■4:「今日もきれいだよ」

妊娠中のママは、“女”と“母”の間で揺れ動いている状態です。もちろん心は母になっていくのですが、女としての自分がなくなってしまうような不安もあるため、「大好きなパパに女として見られなくならないかな?」と気になっています。

そのため、女としてのママも見てもらってください。「今日は●●が似合うね」「きれいだよ」と初めて付き合ったときのような感じで、女としての魅力を伝えてもらうといいです。どんなときでも、女として見られると嬉しい気持ちを呼び起こします。

 

■5:「好きだよ」「愛しているよ」

子どもができてもママになるだけで、“妻じゃなくなる”というわけではありません。

そのため、「好きだよ」などの愛情を伝える言葉を受け取るのもいいです。「私にはパパがいる」「パパがちゃんと支えてくれている」と思えて、不安を減らすことができます。

「君と結婚して良かったよ」「いつまでも君とずっと一緒にいたいよ」といった感謝の気持ちも、ぜひ声に出してもらってください。

 

いかがでしたか? 基本的には、パパの「愛しているよ」というメッセージと「一緒に子育てをしたい」という気持ちが産後うつ予防になるのです。もちろん、ただこれだけで産後うつが絶対に防げるというわけではありません。

しかし、パパのさりげない工夫や気遣いひとつがとても大きいのです。協力して「素敵な家庭を作る」という目標のために、恥ずかしがらずに言葉にしてもらいましょう。

 

【取材協力】

※ 田中勝悟・・・日本臨床心理士資格認定協会・臨床心理士/日本心理学会・認定心理士/日本選択理論心理学会・尼崎支部 支部長代理。現在は主に、兵庫県公立小・中学校でのスクールカウンセリング、オカダクリニックでの心理検査&カウンセリング、波の家福祉会での療育スタッフの業務を中心に活動。ブログ『カウンセラーのつぶやき』では、日頃感じたことや思ったこと、精神医学やカウンセリングの領域で役立ちそうなことを発信中。

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