子どもの心を育てるためにぜひ使ってほしい「励ましの言葉」9つ

It Mama編集部

子供

子どもの心を育てるためにぜひ使ってほしい「励ましの言葉」9つ

あなたは普段、「もっと子どもの教育について知りたい」と思って調べるあまり、ついつい情報に振り回されたり、惑わされたりしていませんか?

余計なことを知りすぎると、子どもとその情報をだんだん比較するようになります。すると、「何でできないの!」などと子どもを責める言葉を使いがちに……。

そもそも子どもは皆、それぞれ異なる個性をもっています。成長の速度だって、それぞれ違います。よって、その成長を妨げるようなことを言うのは絶対にNGです。

幼児教育コンサルティング『オフィスカワムラ』代表・河村都さんは著書『子供を育てるいい言葉 悪い言葉』の中で、「子どもへの言葉がけ次第で、心の育ちは大きく変わっていきます」と語っています。

つまり、親であるあなたが子どもを応援してあげないと、豊かな心が育ちません。どうせなら日々の生活から我が子の隠れている良い面を見つけて、伸ばす言葉だけを使っていきましょう!

それでは、どんな言葉をかけるといいのでしょうか? 今回は、子どもの心の発育に好影響を与える言葉を河村さんの著書から9つご紹介します。イラッとしたときはぜひ、自分の感情をコントロールして、以下の言葉を使ってみてください!

 

■1:ひとりでできたね! or 自分でできたね!

子どもがテキパキ身支度できないと、イライラして思わず命令口調になってしまいますよね。しかしこのとき、冷静に考えてみてください。子どもと大人では、経験が違うのですぐにできなくて当然です。

また、ここで親が手をかけすぎると、子どもは自立できません。2歳を過ぎたら、着替えや食事、トイレ、歯磨きなどの基本的習慣は、ひとりでやるように促しましょう。そして、手を借りずにできたことを認めて、ほめてあげてください。

 

■2:●●ちゃんのサラダはおいしいね!

野菜が嫌いでお肉大好きな子どもに「野菜をもっと食べなさい!」と叱ってはいけません。

まずは、野菜を好きになってもらうため、一緒に料理してみてください。そして笑顔でほめておいしそうに食べると、少しずつ野菜にいいイメージをもつようになります。

 

■3:ひとりで食べられて、えらいね!

食べ物が散らかると、ついため息が出てしまいますよね。

でも、このとき「ダメ!」と注意せず、一生懸命ひとりで食べていることをほめながら楽しく食べましょう。大きくなったら一緒に片付けて、掃除の大変さ、食べ物の大切さを教えればいいのです。

 

■4:何があってもあなたの味方だよ

子どもが落ち込んでいるとき、「弱虫ね」「あなたにも問題があるのよ」などと人格を否定するようなことを言うと、子どもは立ち直れません。抱きしめながら、「私たちは何があってもあなたの味方だよ」と優しく伝えてあげましょう。

 

■5:よく頑張ったね! or 頑張ってるね!

よく「もっと勉強しないと」「もっと頑張って」などと言ってしまいがち。このような、“さらに上を目指すような言葉”は避けてください。

頑張ったとき、どうしたらいいかわからなくなります。悪い点ばかり見ないで、良い点を見つけてほめてあげましょう。例えば、「最後までよく頑張ったね」「頑張っているね」などというように、努力をほめてあげてください。

 

■6:60点なら半分以上だね!

この60点はあくまで例ですが、「60点しかとれなかった」とショックを受けないで、「60点って半分以上だね。すごいね!」と言ってあげましょう。点数にこだわりすぎると、結果にばかりこだわり、勉強が嫌いになってしまいます。

大事なのは、“できなかったこと”より“できたこと”を認めてあげることです。すると、「ママは60点で喜んでくれた。もっと頑張ろう」と、子どもが自分自身で頑張ろうという気持ちになってくれます。

 

■7:前より5点上がったね!

点数を期待してテストを見たとき、「前回から5点しか上がってないじゃない!」ってときもありますよね。

がっかりしてしまうと思いますが、グッと堪えて「前より5点上がったね!」と笑顔でほめてあげましょう。親がプラス思考で子どもに接すると、子どもも自然とプラス思考を身に付け、それが自信とやる気につながっていきます。

 

■8:●●中学で思いきりサッカーできるね!

これは受験が控えているのに成績が伸びないとき、「なんとしても●●中学に入るのよ!」といった言葉のかわりに使ってください。叱咤激励すると、子どもは“やらされている感”が強くなり、受験する目的がわからなくなってしまいます。

受験するからには、子どもも「●●したいから●●学校へ行きたい」と思っているはず。そのため、入学した後をイメージしやすいように、「●●中学は部活動が盛んだから、好きなサッカーが思いきりできるね!」など声をかけてあげましょう。

 

■9:成果が出やすいところから始めてみれば?

受験や試験の前に子どもが集中力を欠いていると、親としてちょっと文句を言いたくなってしまいますよね。ここで「いつになったらやるの?」などと追い詰めるようなことを言うと、不安がつのってしまいます。

子どものやる気を高めたいなら、「成果が出やすいところからやってみれば?」「わからないものは飛ばして、わかるものだけ考えてみれば?」というように、子どもの気持ちを楽にするような言葉で、さりげなく勉強を促すのがいいでしょう。

 

以上9つ、いかがでしたか?

こうやって見ると簡単な言葉ですが、いざというときパッと出てこないですよね。でも、大人の言葉ひとつで子どもは大きく変わるのです。子どものやる気をぐんぐん伸ばしたり、可能性を広げたりしたいなら、ぜひ声に出してみてください!

 

【参考】

河村都(2012)『子供を育てるいい言葉 悪い言葉』 アントレックス※数量限定のため、現在はお取り扱いがありません

 

河村都・・・20代で幼稚園教諭、そしてNHKの『おかあさんといっしょ』にお姉さんとしてレギュラー出演。その後、大学の講師を経て、今年の3月まで結婚情報サービス会社で責任者として人材教育や研修に従事。この経験から、「人間が生きていく原点は幼児期にある」ということを実感。60歳から、「教育の原点に戻りたい」という強い思いで幼児教育コンサルティング会社『オフィス カワムラ』の代表を務める。

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