子育てを「辛い…」と感じてしまう本当の理由が明らかに

It Mama編集部

悩み

子育てを「辛い…」と感じてしまう本当の理由が明らかに

子育て中、余裕がないときは「もう嫌だ!」「いつになったら楽になるの!?」と思ってしまいませんか?

仕事と違って、子育てには終わりがありません。そのため、辛くて逃げ出したくなることもありますよね。そうならないようにするには、一体どうすればいいのでしょうか?

子育て相談によく取り組んでいる、NPO法人ピースオブマインド代表の中栖久美子さんにお聞きしたところ、まずは子育てを辛く感じてしまう“理由”を確認した方がいい、とのこと。そして、子育てが楽しくなる“言葉”を口にしていくと楽になるそうです。

そこで今回は、中栖さんに教えていただいた理由と言葉を5つ、お届けしたいと思います。言葉の方はぜひ、不満が爆発してしまう前に口にしてみてくださいね!

 

■子育てを「辛い」と感じてしまう本当の理由

実は、「子育てが辛いなぁ」「疲れるばっかりで楽しくないなぁ」と感じる理由は、“親からの影響”も大きいのです。

あなたは子育て中、親から日常的に言われた言葉を思い出して、「私ってやっぱりダメだなぁ」「こんなこともできないなんて……」などと自己否定してしまうことはありませんか?

親から否定的なことばかり言われ続けると、子どもは何とか「親から気に入られたい」という気持ちになってしまいます。さらに、親から愛されるために「期待に応えなきゃ」と気持ちを駆り立てます。

これは次第に、「ありのままの私ではダメ。もっと●●しなきゃ!」という考え方を作っていきます。この考え方が“呪縛”となりいつまでも抜けないと、完璧主義な性格になります。そして、子育て中もその考え方に固執しすぎて辛く感じてしまう、というわけです。

したがって、まずは「今まで本当によく頑張ったね」「もう大丈夫!そんなに頑張らなくていいんだよ」と自分を許してあげましょう。あなたはダメな子どもでも、ダメな女性でも、ダメなママでもありません。がんばった自分を褒めてあげてくださいね!

その後は、以下のような言葉を口にしてみてください。きっと、ハッピーな気持ちで子育てできるようになるはずですよ。

 

■子育てがもっと楽しくなる魔法の言葉5つ

(1)「完璧でなくていいんだよ」「ありのままの自分でいいんだよ」

何事もきちんとこなし、「失敗しないようにしよう」と考えなくてもいいのです。このように考えると、完璧主義になり、できたことよりもできないことばかりに目が行ってしまい、うまくやろうとしすぎて失敗してしまったり、自分をよく見せようとしたりしてしまいます。

そして自分だけでなく周りの人にも完璧を求めてしまい、相手の欠点やミスばかりが目につくようになってしまいます。まずは自分を許し、ありのままの自分を受け入れてあげることが大事です。

(2)「まずは自分を大切にしていいんだよ」

「親孝行しなきゃ」「誰にでも親切にしなきゃ」「人に喜んでもらえるようにしなきゃ」などと考えなくても大丈夫です。

なぜかというと、自分の気持ちを抑えてまで相手を満足させようとしてしまう上に、「私はどう思われているんだろう」といつも気になってしまいます。もっと進むと、目立ったり、ほめられたりすることに居心地の悪さを感じるようにすらなってしまいます。

まずは自分の気持ちを大切に。周りからの見え方より、大切なのは自分自身なのです。

(3)「楽しんでいいんだよ」「休んでもいいんだよ」

「嫌なことでも一生懸命やらなきゃ」とか「どんなことでも努力してできるようにならなきゃ」と思わなくてもいいのです。

これでは、頑張って目標を達成しても、達成感を味わうこともないまま「まだまだ」とか「もっと頑張らなきゃ!」と自分を駆り立ててしまうばかりになります。

例えば、「仕事が楽しくないし合わないから転職しよう」などとちょっと考えたとき、「これは逃げだ」「まだ頑張れるはず」などとブレーキがかかってしまいます。そのせいで何でもゆとりを持って楽しむことができなくなってしまうのです。

どんなことも、楽しくなければ続かないし、休みがなければ続きません。自分にゆとりを持たせてあげることも必要なことです。

(4)「感情を表現していいんだよ」「辛いときは辛いと言っていいんだよ」

色んなことがあっても、「強くなければいけない」とか「弱音を吐いちゃいけない」「この程度で泣いちゃだめだ」「我慢しなくちゃ」などと考えるのもやめましょう。

感情を表に出さないように抑えて自分を強く見せようとしたりしているうちに、映画や小説などで感動したり涙が出たりすることがなくなり、喜怒哀楽を表に出せなくなってしまうのです。

そして、自分のことだけでなく、他人が簡単に泣いたり感激したりしているのが軽薄に見えてしまうようになり、正しさばかりを主張する、攻撃的なものの言い方をするようになってしまうのです。

人間は誰しも感情があるもの。それを表現することは決して悪いことではありません。辛いときには辛いということはとても大切なことなのです。

(5)「ゆっくりやっていいよ」「自分のペースでいいんだよ」

色んなことを急ぎすぎて、「とにかく早くしなきゃ!」「時間もないからさっさとしなきゃ」「ぐずぐずしちゃダメだ」というふうに考えなくてもいいのです。

そればかり考えていると、常に時間に追われてしまって、ゆったりした時間を楽しめなくなります。また、今やっていることに集中できず、何かをしているときも常に次のことを考えるようになってしまいます。

そして、人の話を最後まで聞けなくなったり、話をさえぎって質問するようになったり、待つことや行列に並ぶ事もストレスになってしまうようにもなります。

人のペースはそれぞれ。あなたのペースがあるはずです。それを認めてあげて、自分なりに時間に追われない工夫をすることが必要です。

 

いかがでしたか?

こうした、自分を駆り立てるメッセージが頭の中で聞こえたら、上記のような言葉で自分を思いきり解放してあげましょう。もちろん、普段からママが自分自身に優しくなることも大事です。こうすると、子どもに優しくできて、子どもの自己肯定感を育てることにもつながりますよ。

 

【取材協力】

※ 中栖久美子・・・NPO法人ピースオブマインド代表。ピースオブマインドは大阪市鶴見区の、子育ての不安や女性問題解決の対応において経験豊富なスタッフがメールカウンセリングや電話相談・面談によるカウンセリングを行う組織団体。女性のための講座や子育てママのためのダンス、カラーセラピーも実施中。ブログ『子育てママの味方☆育児相談室 ピースオブマインド』でも、ママと子どものためになる情報を発信中。

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