普段何となくやりがちだけど「実は赤ちゃんの健康に悪いもの」6つ

It Mama編集部

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普段何となくやりがちだけど「実は赤ちゃんの健康に悪いもの」6つ

普段、先輩ママから「こうした方がいいから!」と、いくつかアドバイスを受けていると思います。しかし、そのアドバイスは本当に正しいのでしょうか? 逆に、赤ちゃんの害になっていませんか?

今回、「実は大きな間違い!」と判明してしまった都市伝説を6つ、アメリカの科学情報サイト『LiveScience』を参考にご紹介します。よく読んで、間違ったアドバイスからあなたの赤ちゃんの健康を守ってください!

 

■1:「暑いときはお水を飲ませなきゃダメよ」というアドバイスは間違い

「えっ、なんで水がダメなの?」ってなりますよね。何が問題かわかりにくいと思いますが、実は赤ちゃんにとってはよくない場合があるのです。もちろん、赤ちゃんにも水分は必要です。小児科医が、赤ちゃん用の水分補給用飲料をすすめるケースだってあります。

しかし、赤ちゃんは“母乳や粉ミルクから水分を摂るべき”なのです。

赤ちゃんは、腎臓機能が成長しきっておらず、水分をおしっことして排泄するシステムが未熟です。そのため、母乳や粉ミルクではなく、水を多量に飲ませた場合、赤ちゃんの体内の電解質やナトリウムのバランスが崩れてしまう可能性があるのです。

赤ちゃんがある程度水を飲んでよいのは6ヶ月ぐらいからで、1歳からは普通に水を飲ませても大丈夫だと言われています。でも、こういったことは必ず、かかりつけのお医者さんに相談してからにしてください。

 

■2:「少しなら大人の薬も大丈夫よ」というアドバイスは間違い

大人にとっては急場を助けてくれる薬でも、投与量を減らしても赤ちゃんには害になることがあるので要注意です。

[咳止め薬]

たとえ子ども用の咳止め薬でも、4才未満の乳幼児にあげるのはあまりよくないと、オハイオ州コロンバスにあるネイションワイド小児病院の傷害研究政策センター研究員で、救急医師のサラ・デニー医師は注意を呼びかけています。

[鼻炎薬]

これも「赤ちゃんには絶対よくない」とサラ医師が注意しています。大人の鼻炎に、抗ヒスタミンや抗生物質が処方されることがありますが、これらは、まだ鼻腔が発達途上の赤ちゃんに与えるのはよくない場合があります。胃のむかつきや、下痢が起きることもあるので要注意です。

大人用の薬をあげても、効かないばかりでなく、副作用まで出てしまう可能性があるなんて、驚きですね。

 

■3:「歯が生えると熱も出るものよ」というアドバイスは間違い

「歯が生えると熱が出るもの」というアドバイスを信じてしまうと怖いのは、もし本当に問題があっても、大丈夫だろうと思ってしまうことです。日本でも歯が生えるときに、熱が出るといわれていますし、英語圏では“歯牙熱”という言葉が使われています。

ところが、歯と熱の間に関連性が見られないとのことです。赤ちゃんに熱があったら、念のために医師の診察を受けましょう。ママが安心することも、赤ちゃんにはよいことですものね!

 

■4:「教育効果のあるDVDを見せなきゃダメよ」というアドバイスは間違い

DVDなどで見せる動画の教育効果は、何才からあるのでしょう? アメリカの研究によると、2才以上からとのことです。2011年には、米国小児科学会が「乳幼児に視覚メディアを見せることを抑制すべきである」という意見を改めて表明しています。

「動画は赤ちゃんにとって、麻薬のようなものかもしれません」と衝撃的な発言をするのは、インディアナ大学医学部小児科学准教授のレイチェル・ヴァリーマン医師です。「乳児は動画に大変注目していますが、言語の発達に遅れが生じている可能性が見受けられます」

ちょっとびっくりする意見ですね。幼児教育の媒体についても、よく考えてみる必要がありそうですね。

 

■5:「歩行器を使って歩かせればいいわよ」というアドバイスは間違い

赤ちゃんが喜ぶから、まだ歩けない赤ちゃんのサポートにと、歩行器を購入するアメリカのママも多いそうですが、米国小児科学会は、歩行器の使用に反対しています。

複数の研究によると、歩行器の使用が、かえって赤ちゃん自身の歩行能力の発達を遅らせるかもしれないのだそうです。また、歩行器に乗ると階段などに近づきやすくなります。パパやママが見ていても転んでしまった、ということが起こりうるのです。

「親が見てさえいれば、安全だと思いがちです。もちろん、親が見ているのは大切なことですが、それだけで十分というわけではありません。というのも、歩行器の事故は短時間に起きるため、親が防ごうとしても間に合わないケースが多いのです」と、ネイションワイド小児病院の傷害研究政策センター所長のギャリー・スミス医師は警鐘を鳴らしています。

こちらもちょっと意外な意見ですよね。

 

■6:「赤ちゃんの頭を守ってくれるからベッドガードを買いなさい」というアドバイスは間違い

ごっつんと頭をぶつけるのを防ぐガードパッドは、確かに赤ちゃんを守ってくれそうですよね。でも、その逆になってしまうケースがありえるのです。

「赤ちゃんの力では、ベビーベッドの柵などでケガするほどの衝撃は起こせません」とサラ・デニー医師は言います。しかし、ガードパッドには、別のリスクが存在します。窒息による、乳幼児突然死症候群のリスクです。

米国小児科学会は、このリスクを下げるためにベビーベッドのやわらかい寝具やガードパッドを取り除くことを推奨しています。

 

いかがでしたか? 「普段これやってたけど、間違ってたの?」と思ってしまったものもあるのではないでしょうか? 赤ちゃんの安全を守るために、しっかり調べてから行動するようにしてくださいね!

 

【参考】

7 Baby Myths Debunked – LiveScience

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