これがマタニティハラスメント!妊婦さんの心を傷付けるNG発言5つ

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これがマタニティハラスメント!妊婦さんの心を傷付けるNG発言5つ

今、マタニティハラスメントが問題になっていることをご存知でしょうか?

“妊娠している”というだけで嫌がらせする人が増えているのです。もちろん、嫌がらせは行動だけではありません。言葉の暴力も含みます。

そこで今回は、悲しむ女性を減らすために、アディーレ法律事務所所属の全国最年少シングルマザー弁護士・島田さくら先生に、“マタニティハラスメントに該当する言葉”を教えていただきました。

 

■1:妊娠したのなら、仕事は辞めるんだよね

■2:今まで妊娠した人は、みんな辞めているよ

「妊娠・出産を理由としての解雇や、契約更新をしないことは、不利益取扱の禁止として男女雇用機会均等法9条により禁止されています。

事業主側も、“妊娠したから、クビね”と言うのが違法であることはわかっているので、働き続けづらい雰囲気を作り出したり、“妊娠したら辞めなければならない”と思いこませたりして、狡猾に妊婦さんを追い詰めていきます。

それによって自発的に退職してしまうと、後から覆していくことが非常に難しくなりますから、大事なのは、毅然とした態度でいることです。

“お母さんになるための第一歩”だと思って、負けないように頑張りましょう」

 

■3:「残業はできない」「休憩時間を増やしてほしい」なんて、君ばかり特別扱いできないよ。さぼっているだけじゃないのか

「妊娠中の女性の体は、本人も驚くほど通常の状態とは変わってしまい、つわりがあったり、疲れやすくなったりしています。また、流産などの危険もあります。

男女雇用機会均等法13条は、事業主に、妊婦が医師から受けた指導事項を守るための措置をとるよう義務付けています。通勤時間がラッシュ時と重ならないよう調整する、勤務時間の短縮や休憩時間の延長などの措置です。

働きたいし、周りに迷惑をかけずに産休に入りたいけれども、無理をすればすぐに体調を崩して、かえって周りに迷惑をかけてしまう。そんな妊婦さんのジレンマにも気づけるような職場環境があればよいですね」

 

■4:1年後に戻ってきても、君の居場所はないよ

■5:小さな子どもを預けて働きに出るなんて非常識だ

「こういった言い方で、育児休暇を取りづらくしたり、退職に追い込んだりすれば、マタニティハラスメントにあたる可能性が高いです。

妊娠だけでなく、病気やけがで1年ほど仕事を休まねばならなくなる可能性は誰にだってあります。そのときに、自分が同じことを言われたらどう思うでしょうか。

それでも、妊産婦に嫌味を言ってくる人がいれば、“あなたの将来の年金や介護にかかる税金を誰が稼いでくれているのでしょうか”と嫌味のひとつも返してあげましょう。

女性が妊娠・出産を躊躇するような状態が続き、少子化が進めば、この国の未来はありません」

 

妊娠したことのない女性、妊娠できない男性は驚くほど無知です。妊婦さんにどんなことを言うと傷付けてしまうのか、よくわかっていません。そのため、悪意なく言ってしまうこともあるので、もし言いやすい相手だったら、「マタニティハラスメントだよ」と言ってあげた方がいいでしょう。

最後に、島田先生から以下のようにコメントいただきました。

「妊娠して、つわりがあるかないか、体調に大きな変化があるかないかは、人それぞれです。

妊娠を経験したことのない方にも、妊産婦の体調を気遣ってほしいですが、経験がある方でも“私(あるいは、私の妻)が妊娠していたときは、もっと働いていた”なんて言わずに、ひとりひとりの違いを受け入れて、誰もが過ごしやすい職場を実現してもらいたいものです」

職場の方にわかってもらうために、「妊娠の大変さって、かなり人によって違うみたいですよ」と前もって言っておいてもいいかもしれませんね。

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【取材協力】

島田さくら先生・・・弁護士法人アディーレ法律事務所 所属弁護士(東京弁護士会所属)。

自身の過去の男運の無さからくる経験(元彼からのDVや、妊娠が発覚した翌日に彼から別れを告げられたこと)をもとに悩める女性の強い味方として男女トラブル、さらには労働問題などを得意分野として多く扱う。

なお、本人は「ここ10年は悩んだことがない」という、驚くほどポジティブな思考の持ち主。シングルマザー弁護士として、相談者の悩みを解決するかたわら、家庭では子育てに奮闘している。

 

【参考】

弁護士が教える 労働トラブル解決サイト

アディーレ法律事務所

島田さくら先生 プロフィールページ

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