妊娠中にかかるお金は一体いくら?リアルに計算してみた!

It Mama編集部

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妊娠はお金に換算すると一体いくら?リアルに計算してみた!

女性が妊娠すると、大体いくらお金が必要になるのでしょうか?

ファイナンシャルプランナーの鉢須祐子さんに教えていただいたところ、なんと月額24万円の女性だと約76万2,000円になるそうです!

まだ妊娠も出産も経験していない女性からすると、ちょっとビックリしてしまう数字ですよね!

なぜ、この金額なのでしょうか? 気になる内訳についても、詳しく説明していただきました。

 

■妊娠中の支出は総額で65万円かかる!

「妊娠期間中にはまず、“妊娠健診費”がかかります。基本的に健康保険が適用されないため、健診1回あたり平均5,000円程度の支出になります。

通院先の病院の種類や通う回数によって総額は異なってきますが、15回程度が平均的なようです。ここから考えると、7~10万円くらいかかると見ておきましょう。

自治体によっては、健診の費用の一部を補助してくれることがありますので、ぜひ確認してみてください。

さらに、妊娠中の洋服や下着、ボディケアや関連書籍費用などもかかりますね。これも個人差があると思いますが、最終的に4~5万円くらいかかると想定しておきます。

そして、分娩費用として40万円前後必要になります。入院時、頭金として現金を預けなければならないことも多いので、しっかり準備しておきましょう。

出産後の育児用品も欠かせませんね。特に初産の場合はイチからグッズを揃える必要が出てきます。

友人知人からのお下がりや、親・親戚からの援助があることを加味しても、やはり10万円程度の支出を見込んでおいた方が良さそうです。

これら“支出”だけで考えると、総額で65万円くらいはかかるという計算になります」

 

■産前休暇中は収入を約11万2,000円も失う!

65万円となると、月額24万円の女性だと約2.7ヶ月分の給料ですね……。

「ただ、忘れてはいけないのが、収入が減るということです。産前産後休暇を取得した後も仕事を続けていく場合には、出産手当金や育児休業給付金を受け取ることができます。

たとえば出産手当金の場合、標準報酬日額の3分の2を受け取れる制度。

健康保険から支払われるもので、産前42日・産後56日という法的に決められたお休みの期間分の収入をカバーしてくれる制度です。

標準報酬日額はいわゆる“日給”とは異なります。残業代や家族手当、住宅手当等を含めた月給を、毎年4~6月の平均で計算した“標準報酬月額”を30日で割って算出します。

具体的には、標準報酬月額が24万円で計算すると、以下のような金額になります。

24万円÷30日=8,000円 ←これが標準報酬日額です。

8,000円(標準報酬日額)×2/3×産休日数98日(産前42日・産後56日)=約52万2,667円 ←これがもらえる出産手当金です。

普通に42日出社していたら約33万6,000円もらえたところが、産前休暇中は約22万4,000円になってしまうというわけです。つまり、妊娠で約11万2,000円も失うことになります。

出産手当金は、月額24万円の女性だったら、1ヶ月あたりに換算すると、およそ10万円ちょっともらえる計算になります。

これは、営業日が20日ある場合で、産休日数98日を5ヶ月と仮定して、約52万2,667円を単純に5で割った金額です。

正確な金額を今すぐ個人で計算しようとすると難しいと思いますが、“会社からもらえるお金が減る”という認識はしっかり持つ必要があります」

出産手当金があっても給料は減ってしまうので、その分を事前にしっかり用意しておく必要がありますね。

また、給料の損失分も含めると、出産後も仕事を続ける場合は、月額24万円の女性だと出産するまでに約76万2,000円もかかってしまう(失ってしまう)ということですね。

 

いかがでしたか? 貯金をしておくことがどれだけ重要か、痛感するコメントでしたね。妊娠したいと思っている女性は、産後のことも考えた貯金が必要となるのではないでしょうか。

ちなみに、出産手当金は約1~2ヶ月後にもらえますが、育児給付金がもらえるのは産後5~6ヶ月目あたりとちょっと遅いので要注意です。

最後に、鉢須さんから「おおよその費用はこうした給付金でなんとかやりくりできると思います。ただ、ママの3人に1人は出産時にトラブルを経験しています。

いざという時に備えるために、各種補助や医療費控除、高額療養費制度などの情報を集めつつ、日頃から貯金に対する意識を高めておきたいものですね」とアドバイスいただきました。

やはり、産後のトラブルまで考えて、お金を準備しておかないといけないようですね。

また、サポートが非常に充実している自治体もあります。詳しくは、住民票のある市区町村に問い合わせてみてくださいね!

 

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【取材協力】

※ 鉢須祐子・・・ファイナンシャルプランナーの顔も持つ、アラサーのフリーライター。専門分野は家計管理・ライフプラン。iPhone・iPad中毒で、ガジェットやクラウド好き。本の出版を夢見ながら、自由気ままに活動中。

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