赤ちゃんに●●しないと将来「思いやりのない人間になる」と判明

It Mama編集部

子供

赤ちゃんに●●しないと将来「思いやりのない人間になる」と判明

子どもには「思いやりのある子になってほしい」と思いませんか?

ママ雑誌『Baby-mo』の調査でも、「将来どんな子に育ってほしい?」という質問の回答1位が「やさしい、思いやりのある子」となっています。

それでは、そんな子に育てるためには一体どうしたらいいのでしょうか?

現役医大生のWebライター・朽木誠一郎さんに脳科学的に効果のある方法を教えていただきました。

 

■赤ちゃんのそばにいてあげないと思いやりのない子になる!?

なんと、赤ちゃんのときしっかりそばにいてあげて、五感に刺激を与えて脳へのインプットを増やすことが必要不可欠なのだそうです。

しっかり刺激を与えて前頭連合野の神経繊維を増やさないと、思いやりを持ちにくくなってしまう、とのこと。

五感とは、視覚や聴覚、触覚、味覚、嗅覚のこと。なぜ、これらへの刺激が思いやりと関係があるのでしょうか?

「まず、思いやりを医学的に定義すると、一時的な満足を先送りし、長期的により多くの報酬を得るような選択をすること、となります」

長期的? 報酬? ちょっとわかりづらいですね。わかりやすく、おもちゃを例にして説明していただきましょう。

「おもちゃを使うとき、“目の前にあるおもちゃを自分一人で独占してしまって他の子どもに使わせない”という選択肢がありますよね。

思いやりはこの逆で、“それよりは、みんなでこのおもちゃを共有し、一人ではできない遊び方をした方が楽しい”と考えて行動することです。

結果的に後者は、“おもちゃを使ってみんなで遊んで一人より楽しい”という報酬を得られています」

 

■前頭連合野の神経繊維を増やすと思いやりを持ちやすい!

このような思いやりの気持ちが芽生えて、それを行動に移すまでは脳が高度な働きをするそうです。

おもちゃの場合、以下のような働きがあるとのこと。

(1)「一人でおもちゃで遊ぶべきか」or「相手におもちゃを渡して遊ぶべきか」といった対立する考えを区別する能力

(2)「相手におもちゃを渡した場合どんなことがおきるんだろう」といった、現在の行動によってどのような未来の結果が生じるかを決定する能力

(3)みんなでおもちゃ遊びをするために、一度自分がおもちゃを手放す、といった確定したゴールへの行動

(4)「おもちゃを手放したら、自分以外とおもちゃを使えるだろう」といった成果の予測

(5)「みんなで遊べばきっと楽しいはずだ」といった行動に基づく期待

(6)「渡さなかった場合、先生や親に怒られるかもしれない」といった社会的なコントロール

「ここまで考える能力が発達するのに時間がかかります。だから、小さい子どもはわがままなのです。

そして、これらの脳の働きを制御しているのは、前頭連合野と呼ばれる脳の部分。脳の神経細胞の数は、生まれたときから決まっていますが、脳自体は神経繊維の増加によって生後3年で3倍の重さになります!

これが、精神的な発達のひとつめのスパートとなります。

そのため、思いやりのある子に育てるには、このときに脳の回路(神経細胞同士の連絡)を増やしてあげることがとても重要なのです」

 

■五感を刺激して脳へのインプットを増やすと思いやりのある子に育つ!

なるほど。それでは、どうすれば前頭連合野の神経繊維が増加する(=思いやりのある子どもになる)のでしょうか?

「これは脳へのインプットを増やしてあげればよい、と考えられます。

前頭連合野は、目や耳、皮膚、舌、鼻などの器官を通して、別々に入ってきた情報を処理し、総合的に理解する部位です。したがって、入力される情報の量が多いほど、仕事の量は増えます。

視覚や聴覚、触覚、味覚、嗅覚などに刺激を与える機会が増えれば、自然と子どもの認知機能は向上するでしょう。つまり、ご家族がしっかり赤ちゃんのそばにいれば、自然と子どもは思いやりを持つようになります。思いやりを持ちにくくなるのは、その逆の場合です」

 

いかがでしたか? こう聞くと、今まで以上に「しっかり赤ちゃんのそばにいなくちゃ!」と思ってしまいますね。ちなみに、情報をインプットするときは、いくつかの感覚を同時に刺激してやるといいといわれています。

例えば、いないいないバー(視覚)をしながら子どもの手を握って(触覚)あげたり、ご飯(味覚)のときに音楽(聴覚)を流したりする、などがあります。ぜひ試してみてくださいね!

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【取材協力】

朽木誠一郎・・・現役医大生。医学部で学んできた知識をもとに、最新の医学ニュースをわかりやすく紹介することを得意とする。医師兼ライターとして、日本の医療の課題や展望を現場から発信することを目指し、日々勤しんでいる。

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