実は喫煙者のそばにいるのもNG!恐ろしい受動喫煙の害

It Mama編集部

ニュース, プレママ

実は喫煙者のそばにいるのもNG!恐ろしい受動喫煙の害

妊娠している女性のみなさん! 子どものために、パパにタバコをやめてもらっていますか? お医者さんにも言われたと思いますが、タバコはまわりの人が吸っていたら意味がありません。

タバコの煙には、有毒物質が非常に多く含まれています。子どもにどんな悪影響があるのかを知らないと、大変なことになってしまいます。

今回は、「まだパパがタバコをやめてくれなくて困っている」という女性のために、受動喫煙の恐ろしさをご紹介します。

 

■なんと全国に喫煙者は21.1%もいる!

まず、全国に喫煙者はどれぐらいいるのでしょうか? 実は、JT(日本たばこ産業株式会社)の「全国たばこ喫煙者率調査」によると、2012年5月の全国の喫煙者率は21.1%。そのうち男性は、32.7%が喫煙者であるそうです。

大体、成人男性の3人に1人は喫煙者ということになります。ここまで多いと、「周りに喫煙者が多いのでやめられない」といった背景もありますよね。ですが、家庭に妊婦のいる男性は絶対にタバコを吸ってはいけません。以下のような悪い影響を及ぼしてしまいます。

 

■受動喫煙が妊婦に与える悪い影響3

(1)流産、早産

(2)乳幼児突然死症候群

(3)新生児の低体重化

何故このようなことになるのかというと、タバコには血管の収縮作用があるため、胎盤の血管に作用し、赤ちゃんに酸素や栄養が届きにくくなるからです。その結果、流産や早産、突然死、低体重の原因になってしまいます。

 

■低出生体重児のリスクが2.2倍も高い!

新生児の低体重は大きな問題です。早く、小さく生まれた赤ちゃんは、体のさまざまな機能が未熟なため、いろいろな合併症を起こしやすくなります。

出生体重が2,500g未満の赤ちゃんを低出生体重児と呼ぶのですが、産婦人科医・富坂美織さんの著書『「2人」で知っておきたい妊娠・出産・不妊のリアル』では、妊娠期間中、受動喫煙が1日2時間以上の人は、受動喫煙の機会がない人に比べて、37週以上の低出生体重児のリスクが2.2.倍になる、と書かれています。

とくに、着床してからすぐは要注意です。赤ちゃんの脳や神経になる部分の形成がはじまります。妊娠4週から13週くらいまでは赤ちゃんにとって大切な器官形成期なので、タバコの煙は絶対に浴びないよう、気を付けて過ごしましょう。

このとき、「パパは他の場所で吸っているから大丈夫」と思ってはいけません。喫煙者がタバコを吸い終わった直後には、口や肺の中にタバコの煙がまだ残っています。また、分煙のお店もNGです。煙は漏れています。

 

■完全に受動喫煙を防ぐ方法3

子どものために、受動喫煙を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか? 参考になるのは、『すぐ禁煙.jp』に掲載されている「受動喫煙を防ぐために」の3か条。これを徹底しましょう。

(1)タバコを吸い終わった直後の人との会話を避ける

(2)飲食店では個室を利用する

(3)完全禁煙の施設を利用する

パパに限らず、喫煙者と会うときは「妊娠中なので」と事前に伝えておく必要があります。そして、どこか行くときは必ずそこが禁煙かどうか調べておく、ということも重要です。

 

なかなかタバコがやめられないパパも、ここまで悪影響があると知れば考え直してくれるはず。タバコは、百害あって一利なし。少しずつでもいいので、禁煙を始めてもらいましょう!

 

【参考】

富坂美織(2013)『「2人」で知っておきたい妊娠・出産・不妊のリアル』 ダイヤモンド社

2012年「全国たばこ喫煙者率調査」、男女計で21.1% – JT

受動喫煙を防ぐために – すぐ禁煙.jp

関連記事

コメント

コメント