これで「内気な子」にならない!子育てで本当に大切なポイント7つ

It Mama編集部

子供

これで「内気な子」にならない!子育てで本当に大切なポイント7つ

いつももじもじしていて、お友達とも遊べなくて、言いたいこともちゃんと言えないような子だと、ちょっと将来が不安になってしまいますよね。自分の子どもはやっぱり、元気いっぱいに育ってほしいもの。

引っ込み思案な子になってしまうのは、「3歳以前、つまり0~2歳の子育てが大きく影響している」と教育学者の汐見稔幸先生は言います。

汐見先生は、『3歳までの子育ての教科書』で“わが子をそうした消極的なタイプにしないための大切な原則”を7つまとめています。

今回は、この原則を紹介しますので、「ちょっと内気な子かも?」と思ったら実践してみてくださいね。

 

■1:子どもが自由にできる空間を作る

まず、何と言っても子どもが自由に動き回れる空間があるということが大事です。

この年齢の子どもは、目に見える範囲のものすべてに興味をもって、「これ何だろう?」とさわったりいじったりする“探索活動”を行います。それを通じてさまざまなことを学んでいくのです。

ですから、子どもに危険がないよう配慮しながら、可能な限り、子どもにものなどを自由にいじらせる空間を作ってみてください。それが子どもの積極性・意欲を育てていきます。

 

■2:いたずらや危険な行動を頭ごなしに否定しない

「それをしちゃダメでしょ!」「危ないからやめて!」などと頭ごなしに言わない、ということです。

「いたずらは元気で活発な証拠」と解釈して、できるだけ温かく見守ってあげてください。本当に危ない行為、どうしてもダメなことに関しては厳しく言ってもかまいません。けれども、他のことは「ダメなことらしい」ということがわかる程度に、できるだけ温かく諭してあげてください。

 

■3:子どもの個性を親として引き受ける

大切なのは個性の芽を大事にするということと、その伸ばし方です。

親は「あぁ、この子はこういう子なんだな」という気持ちで、その子らしさを受け入れてあげることです。それが親の寛容性を育てます。

 

■4:大変なイヤイヤ期こそ、子どものプライドを尊重したい

2歳前後になると、たいていの子は何にでも反抗するようになります。英語では“terrible two”と呼ばれるくらい、とにかく接し方が難しい時期です。

反抗が始まったら、こういう時期なんだとあきらめて、子どものプライドを大切にし、時間を十分にかけて対応してください。

 

■5:世界と具体的に出会わせる

この時期には、世界と具体的に出会わせてください。できればお決まりの散歩コースを作り、そこを一緒に歩くことです。

 

■6:子どもは自分で自分を発達させる。“見守る育児”を大事に!

大人のやるべきことは、“子どもの自発的挑戦”=“発達”を邪魔しないことです。

邪魔をしない育児。それは別の言い方をすると、子どもに活動しやすい環境を用意し、できるだけ温かく見守るという育児です。子ども自身で少しずつ発達していくことをていねいに保障する育児をしましょう。そうすれば、仮に子どもが小さなケガをしても、大きなケガをすることはなくなります。

 

■7:兄弟が生まれる場合、上の子どもとより濃密な時間を持つ

弟や妹が生まれたとき、場合によっては上の子が赤ちゃん返りしたり、赤ちゃんに対して攻撃的になったりします。

これは「お母さんの愛情を奪われてしまうのではないか」という子どもなりの危機感からくるものです。ですから、お母さんは上の子どもに時間を決めてより濃密に接してあげて、「大丈夫だよ。安心してね」と、納得させてあげてください。子どもはお母さんの愛情をいつでも感じていたいものなのです。

 

以上7つの原則、できそうですか? 頭ではわかっていても、意外と行動にうつすのが難しいものばかりですよね。でも、子どもの将来がかかっていますので、少しずつでも行動していきましょう!

最後に、汐見先生からもう1つお願いしたいことを教えていただきました。

「“お母さんたちは育児でたまったストレスをうまく発散させてください”ということです。できればワイワイガヤガヤできる“場”を持ってほしい。その努力を怠らないでください。お母さんの自由こそ、子どもへの自由となるのです」

 

【参考】

※ アスコム編集部(2012)『3歳までの子育ての教科書』 アスコム

汐見稔幸・・・白梅学園大学学長。東京大学名誉教授。専門は教育学、教育人間学、育児学。育児学や保育学を総合的な人間学と考え、それらの学問に取り組む。近著に『この「言葉がけ」が子どもを伸ばす!』(PHP研究所)『3~6歳 能力を伸ばす 個性を光らせる』(主婦の友社)などがある。

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